Put Your Money Where Your Mouth Is
Shine On
1. L'esprit D'escalier 2. Holiday 3. Put Your Money Where Your Mouth Is 4. Bring It On Back 5. That's All Lies 6. Hey Kids 7. Kings Horses 8. Shine On 9. Come On Come On 10. Stand Up 11. Rip It Up 12. Skin And Bones 13. Shiny Magazine 14. Eleanor 15. All You Have To Do
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オーストラリア出身のレトロ・ロッカーのジェット。この2枚目のフル・アルバムには"こいつらはいかした曲がかける!"とスリーヴに書いてあるが、彼らがより多くのそして質のいいレコード・コレクションを所有していることは言うまでもなく、ガレージ・ロックのライバルたちの大半を凌ぐバンドだと示している。『Shine On』には俺様的な部分があるが、ハンブル・パイ風の知的なブギー・ロック、同郷のAC/DCのように天井を突き破る能力、そしてローリング・ストーンズを彷彿とさせアメリカ人が我がものとしている俺様ロックを示している。ジェットはそこをむしろ気取らずにやっている。自分たちのやっていることが革新的に"新しい"という思いこみはこれっぽっちも見せていない。そもそも、曲名そのものにどこかで聞いたような響きがある。「Bring It on Back」、「Shine On」、「Rip It Up」、「Stand Up」。どれも聞き覚えがないだろうか? あるはずだ。肝心な点はロックバンドがプラトン的なロックンロールの理想を持ち込むと、実際にすべてがうまく機能することがある点だ。ジェットはこれをやってのけて、彼らがあたかもオリジナルであるようなサウンドを聞かせ、彼らが拝借した人々と同じようにエキサイティングなものとなっている。(Amazon.co.jp)
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